翻訳

2019年6月21日金曜日

心の扉を開ける鍵

家の近くに風情のある小川が流れています。
人は動くものに視線を奪われる習性があると聞きますが、
例外に漏れず私もその小川に目をやっていますと。
1枚の笹の葉が流れて来ました。
"どんぶらこ どんぶらこ"
当然、ファンタジー並みの昔話的なハプニングサプライ展開があるわけでもなく、
私の視界から消えてゆきました。
するとまた同じように1枚また1枚更に1枚と。
(これ、盛ってませんから。事実を忠実に再現してお伝えさせてもらっています。何せリアリストですので、私。)
笹の葉に焦点を合わせズームアップしてみました。

するとどうでしょう
もはやそれは只の笹の葉ではなく、笹船へと変貌し、
遠い遠い幼少期へと時間を一気に遡りました。
瞬く間に時を駆けるがごとくです。
そして暖かい何かが胸の辺りを満たすのでした。
固く頑丈な錠前の鍵が開けられ、重厚な木で出来た扉が開かれたのです。
目のつぶれそうな程の輝きを放つ光が解き放たました。
 そんな大袈裟なと言われそうですが。
 私の表現ではこうなるのです。いたしかたありません。

そのまま道を進んでいくといつもの鼻歌混じりに回覧板を抱えたおじさんが
妙にいとおしく目に映り、鳥のさえずり、風の音、バスのエンジン音でさえ調和のとれた完璧なメロディーに聞こえて来るから不思議です。

「すべてはあなたの心次第」で如何様にもなるということでしょうか。

そうそう、荒井由美さんの"やさしさに包まれたら"という歌がまさにこういうことを歌っています🎵
歌詞に注目して聞いてみてはいかがですか?とてもいい曲です。
https://youtu.be/tu15I6Hoymw

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